こんにちは。
Sleep 360スタッフです。
当店ではドライヘッドスパの際にCBDオイルを使用します。
このCBDとはCannaBiDiol(カンナビジオール)の略称ですが、どういったものかご存知でしょうか?
ということで、今回、スリープマガジンにてCBDをテーマに3回にわたってご紹介しております。
【第3回】CBD製品を選ぶ際のヒント
第1回では、CBDとは?ということで、そもそもCBDとはどんなものなのか、原料や安全性について紹介させていただきました。
第2回では、CBDの認知度と可能性、ということで現在どれくらい認知されているかや、現在の市場規模と今後の可能性について紹介させていただきました。
そして、最後となる第3回目では「CBD製品を選ぶ際のヒント」について紹介していきたいと思います。
目次
CBDの3つの製法
CBD製品の種類
CBD製品を使用するタイミング
■ CBDの3つの製法
CBDの原料は大麻(おおあさ)というお話を第1回でさせていただきましたが、この大麻からCBDを含む製品を製造する製法には以下の3つがあります。
①フルスペクトラム
②ブロードスペクトラム
③アイソレート
それぞれに特徴がありますが、実は製法によっては日本国内では規制対象となっているものもあります。
CBDは海外でブームになりつつあるため、インターネットなどで購入する際には海外製品も多く出てきます。
しかし、規制の違いにより海外ではOKなものでも日本ではNGという製品もあるため、購入する際には注意が必要になります。
それでは、それぞれの製法についてみていきたいと思います。
①フルスペクトラム(Full spectrum:全範囲)
フルスペクトラム製法は麻に含まれている全ての成分が含まれる製法です。
全ての成分を抽出するとどうなるかというと、日本で禁止されているTHC(わからない人は第1回をぜひお読み下さい)も含まれている可能性がある、ということです。
アメリカではTHCは0.3%以下であれば使用可能なのですが、日本では認められていません。
THCが入った製品を所持しているだけで違法となりますので、購入する際は注意が必要です。
②ブロードスペクトラム(Broad spectrum:広範囲)
ブロードスペクトラム製法はCBD以外のカンナビノイド成分を含みながらもTHCは含まない製法です。
第1回でカンナビノイド類は100種類ほどあると説明させていただきましたが、CBD以外の成分も効果があると言われています。
規制対象となるTHCは除去しつつ、その他の成分も摂取できるのがブロードスペクトラム製法による製品になります。
③アイソレート(Isolate:分離)
アイソレート製法はとてもわかりやすく、CBD成分だけを抽出する製法です。
CBD成分のみになりますので、日本で使用しても全く問題ありません。
また、CBDはドーピングに該当しないことから、このアイソレート製法による製品を愛用するアスリートの方もいるといわれています。
以上のように、日本でCBDを摂る場合、フルスペクトラム製法以外の製法で製造された製品を選ぶ方がよいでしょう。
あとはCBDだけを摂りたいか、CBD+CBD以外の成分を摂りたいか、によって変わってきます。CBD以外の成分にも多様な効果があるといわれていますので、その辺りについてはまたの機会で書きたいと思います。
製品を選ぶ際にはこのように製法も意識して、自分に合ったものを選んでいただくのが良いと思います。
■ CBD製品の種類
CBDの製法を知っていただきましたが、それでは実際にどんなCBD製品があるか、種類についてご紹介したいと思います。
CBD製品は実に多くの種類が開発をされています。
そのため、使用シーンや好みによって選ぶ事が可能です。
色々な分類方法がありますが、今回は以下のような分類をしてみました。
液体系(オイル・ドリンク)
固体系(グミ・ガム・アメ・チョコレート・カプセル・パウダー)
塗布系(クリーム・ロールオン・オイル)
吸引系(ベイプ)
それぞれについてご紹介いたします。
◎液体系(オイル・ドリンク)
液体系は種類も豊富で、手軽に摂取する事ができます。
オイルは、飲み物や食事に混ぜて摂ったり、スポイトを使用して直接口内(主に舌下)から摂ることもできますし、肌に直接塗布することも可能です。
ドリンクは、炭酸水からリラックスドリンク、さらにはビールなどのお酒でもCBDが入っている製品があり非常に摂りやすい製品が多いです。
◎固体系(グミ・ガム・アメ・チョコレート・カプセル・パウダー)
固体系はお菓子のように手軽に食べながらCBDを摂取できることから人気が高まっており、多くの製品が開発されてきています。
グミ、ガム、飴、チョコレートは味も美味しいものが増えてきており、持ち運びもしやすいため、いつでもどこでも手軽に摂取できるのが魅力です。
カプセルやパウダーも持ち運びがしやすいのがメリットになります。
CBDはものによっては苦味や匂いが気になる方がいますが、カプセルの場合はそういった点が気にならないのもメリットになります。
また、固体系は飲用してから消化・吸収にかかる時間の分、働きが長く続くと言われています。
ただし、摂取しやすいが故に過剰摂取にも繋がりやすいので美味しいからと言って食べ過ぎには注意しましょう。
◎塗布系(クリーム・ロールオン・オイル)
塗布系のものは、コリや疲労を感じる部位に、直接塗るタイプのCBD製品です。
クリーム、ロールオン、オイルのどれを選択するかは好みにもよります。
当店では、ドライヘッドスパにCBDオイルを使用しております*が、スポーツ後の疲れを和らげたい場合やデスクワークでのコリなどにはクリームタイプやロールオンタイプも人気が高いです。
リラックスしたい部分の皮膚に塗るだけなので、その手軽さもおすすめするポイントとなっています。
ロールオンタイプは溶液を染み込ませたボール型のヘッドがボトルに付いているので、手につけずに塗ることができ、携帯もしやすいので外出先でも使いやすいのが魅力です。
◎吸引系(ベイプ)
吸引系は気化したCBDを吸って摂取するタイプのものです。
主にベイプ型のもので、気化したものを吸引するためCBDを効率よく吸収でき、即効性があるのが魅力です。
ただ、ベイプ型によるCBDの吸引は、肺に損傷をきたす可能性があるという報告もありますので注意が必要です。
■ CBD製品を使用するタイミング
以上のように、CBD製品は形状から摂取方法まで非常に多種多様にあることがご理解いただけたかと思います。
ただ、CBDはいつでもどこでも摂っていいものなの?という疑問もあるのではないかと思います。
そこで、最後にCBD製品を実際に使用するタイミングについてご紹介したいと思います。
CBD製品を使用するタイミングについては、特に決まりがないのが実際のところです。
そのため、どんな目的で使用するのかによって、使用するタイミングは変わってきます。
そこで第1回で紹介した効果を元に使用のタイミングについて説明したいと思います。
≪ストレスの緩和・不安障害の緩和≫
ストレスの緩和を期待したい場合、ストレスを感じる前や、感じた後に使用するのが良いと思います。
例えば、仕事の前後や、人前などに出る前後など、ご自身がストレスを感じやすい場などの前後に摂取することをオススメします。
製品としては外出先などでも使用できる持ち運びのしやすい製品が便利かと思います。
ただ、注意としては、この後にあるように不眠の改善効果により、眠気を引き起こす可能性もありますので、仕事の前などは少量を使用することをオススメします。
≪不眠の改善≫
不眠の改善を期待したい場合、睡眠前に使用することが良いと思います。
睡眠時に効果を発揮させたい場合は、長時間持続する方法が良いですので、寝る30分前くらいにオイルを舌下から摂ることや、寝る1時間前くらいにカプセルなどお腹の負担になりにくいもので摂るのがオススメです。
≪皮膚のトラブルの改善≫
皮膚のトラブル改善については、傷口など皮膚が開いてしまっている部分に直接塗るのはオススメできませんが、腫れている部分や、コリを感じる部分に塗るのが良いかと思います。
こちらは、クリーム、ロールオン、オイルのいずれかが選択肢になってくるかと思います。
使用のタイミングは気になった時で良いと思いますが、例えば仕事の後やスポーツの後の疲れた体に塗ったり、入浴後などに気になる部分に塗ると良いかと思います。
ただし、改めて薬ではないことに注意して、皮膚トラブルが気になる場合にはまずはしっかりと医師などに相談した上で、気になる部分に使用することをオススメします。
■ まとめ
今回は、CBD製品を選ぶ際のヒント、ということで、CBD製品の3つの製法から、CBD製品の種類、そして使用のタイミングについて紹介させていただきました。
実際に製品を見てみることでどんな製法かや、どんな種類があるのかなど興味が湧いてくるかと思いますので気になった方はぜひご自身のライフスタイルなどを意識して製品を見てみることをオススメします。
当店では、ドライヘッドスパに使用するだけなく、CBD製品の販売もしております。
オイルやグミ、チョコレートやロールオン、カプセル、パウダーなど厳選した製品を幅広く取り揃えておりますので、ぜひ、ドライヘッドスパを受けていただきつつ、CBD製品もご覧になっていただければと思います。
ご予約はこちらから
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<参考資料>
CBDとは何?ストレス軽減やリラックスにも。効果や使用方法をご紹介
CBDの製法による違い。アイソレート、ブロードスペクトラム、フルスペクトラム。
m3.com臨床ニュース
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