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もしも最近金縛りにあった人がいたら、それは睡眠の質が低下しているからかもしれません!


こんにちは、Sleep 360スタッフです。


皆さんは金縛りにあったことはありますか?

私はこれまでも何度かあるのですが、最近久しぶりに金縛りにあいました。


最近では金縛りは心霊現象ではなく睡眠障害の一種という認識がされるようになってきていますが、詳しく調べたことがなかったので今回の機会に調べてみました。


そこでわかったのは、金縛りにあうということは睡眠の質が低下している可能性がある、

ということだったので、今回は実体験も含めて紹介したいと思います。




金縛りの診断名や症状は?


金縛りは、医学的に説明がついており具体的な診断名としては、「睡眠麻痺」と言われています。

ICSD-3(睡眠障害国際分類第3版)という国際的な診断指針では「レム関連睡眠時随伴症」に分類され、症状が頻繁にあらわれる場合には「反復性孤発性睡眠麻痺」と診断されます。


金縛りは心霊現象というイメージもありますが、こうしてしっかりと病名がついていると少し安心しますね。


金縛りの時は主に以下のような感覚や感情が出ます。


  1. 眼が覚めている感覚

  2. 身体の麻痺(手足や体の一部を動かそうとしても、実際には動かない状態)

  3. 幻覚または奇妙な感覚(異常な重圧感、圧迫感、窒息感、異音や声が聞こえるなど)

  4. 恐怖感(上記のことに起因する恐怖や不安)


特に、眼が覚めている、けれども体が動かない、というのが金縛りの一番の特徴かと思いますが、この現象は、睡眠時の脳の状態に関連していると考えられています。


通常、睡眠時、夢の中で筋肉の動きを抑制するために脳は「レム睡眠時の筋肉の麻痺」という現象を引き起こします。

しかし、金縛りが発生する際には、この麻痺が睡眠と覚醒の境界領域で異常に起き、レム睡眠時の筋肉の麻痺が正常に解除されないために起こると考えられています。



金縛りが起きる理由


金縛りのメカニズムとしては、レム睡眠と覚醒の境界線での異常によると考えられると説明させていただきました。

ではこの異常がなぜ起きてしまうのか、具体的な理由はまだ完全に解明されていませんが、以下の要因が関連していると考えられています。



・不規則な生活や飲酒

毎日の起床時間や就寝時間がバラバラで不規則な生活をしていることや、寝る前の飲酒は、不規則で中途半端なレム睡眠を引き起こすため、金縛りが起こりやすくなる原因と考えられています。

寝酒の睡眠への影響については以前こちらのブログでも紹介しているので参照ください。


・細切れの睡眠

1日の睡眠が何回かに分かれてしまう細切れの睡眠も、金縛りが起こりやすくなる原因の一つと考えられています。


・精神的ストレスや過労

精神的なストレスや過労も原因になると考えられています。

心身ともに疲弊していると、ストレスで眠れなかったり、忙しくて寝る時間を確保できなかったりと、睡眠不足になることで金縛りは起こりやすくなると考えられます。


・仰向けで寝ている

仰向けで寝ているときに金縛りになりやすいという報告があります。

理由は、仰向けは睡眠中に体の動きが生じにくいことが関係していると言われています。



実際に金縛りにあったときの実体験


わたしはこれまで数回金縛りにあったことがありますが、はっきり覚えているのは最初にあったときと、今回の2回です。

そして、その2回はどちらも睡眠の質が低下している時にあったことをはっきり覚えています。


初めて金縛りにあったとき

初めて金縛りにあったのは、仕事での夜勤明けの時でした。

夜勤明けで、家に帰りこたつに入り、疲れて寝てしまいました。

しばらく寝ていてハッと目が覚めたと思ったら、体が動かずにいました。

その時は目を開けて辺りを見回しましたがなにもありませんでした。

ただ、誰もいないはずの部屋に何かがいる気配だけがあり、とても恐怖したのを覚えています。

その後、目を閉じてしばらくしたらそのまま寝てしまい金縛りは解けました。


今回金縛りにあったとき

今回金縛りにあった時は、その前日に4時間ほどしか寝ておらず寝不足で、さらに寝る直前に勉強をしていたところ少しうつろうつろとしてしまいました。

寝る前に少し眠ってしまったので、寝るのに影響がでないかと心配していたところ、案の定、眠いはずなのにベッドに入ってもなかなか寝付けず、ベッドの中もやもやとした状態が

長い時間続いていました。

そして、寝ることができたと思ったら金縛りにあい、嫌な汗をかきました。


このように、初めて金縛りにあったときは夜勤明けで寝不足、疲れている状態、そして朝に寝るという睡眠の質が明らかに低下している状態でしたし、今回の時も寝不足の状態で、寝る前にちょっと寝てしまったことでうまく入眠ができず良い睡眠が取れない状態でした。


こういったことからも、金縛りは睡眠の質が低下している時に起きることをご理解いただけたのではないかと思います。



金縛りは睡眠の質が低下しているサイン


金縛り自体、そんなに頻繁に起こるものではないと思いますが、もしも金縛りにあった場合には睡眠の質が低下しているサインです。


私のように一時的なもので原因をすぐに取り除ける場合は良いですが、ストレスや過労など慢性的なものだとすぐには取り除けないかと思います。


金縛り自体は一般に身体的な危険性はなく、通常数十秒から数分で自然に解消しますので問題はないと言われています。


しかし、睡眠の質が低下している状態が続くと仕事や生活に影響が出ますし、健康状態にも良くありませんので、もしも金縛りにあった場合には、ぜひ一度生活習慣を見直すことをオススメします。

また、連続して金縛りにあった場合には医療機関にご相談いただいた方が良いかと思います。



もしも睡眠の質を改善したい場合には、当社ではドライヘッドスパやCBD製品などで睡眠の質を上げるお手伝いをさせていただいておりますのでぜひご相談ください。


ドライヘッドスパはこちらからご予約いただけます。


<参考資料>



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