こんにちは。
Sleep 360スタッフです。
みなさん、仕事で夜遅くまで残業して、家に帰るのが深夜になることはありませんか。
私も、しっかりスケジュール管理すればいいのですが、残業で深夜帰宅することがままあります。
本日は、そんな日におすすめの入浴方法をお伝えします。
人が眠くなる条件
人が眠くなる条件には体温が深く関わっています。
人の体温は、手足など外部の影響を受けやすい「皮膚温」と、脳や臓器など体の中心の機能を守るために一定に保たれる「深部体温」があります。
日中は活発に動けるように深部体温が高く、皮膚温は低くなっています。
一方で、入眠前は手足が暖かくなり、手足から熱を放散することで深部体温を下げる現象が起こります。
結果、入眠時に深部体温と皮膚温の温度差が大幅に縮まります。これこそが「眠くなる条件」です。
また、深部体温には上昇した分以上に大きく下がろうとする性質があります。
そのため、入浴によって深部体温と皮膚温を上げることでスムーズな入眠が可能になります。
お風呂に入ってからすぐに寝たいとき
深部温度を上げるには入浴が効果的です。
入浴は就寝の90分前に行うとよく、詳しくは以前のこちらの記事を参照いただければと思います。
ただ、入浴してから寝るまで90分も待っていられない!という方は、湯船につかることは逆効果になってしまいます。
なぜなら入浴直後は深部体温が上昇し、脳と体は覚醒状態になるからです。
そういうときは、シャワーを浴びるようにしましょう。
就寝前のシャワーは入浴よりも深部温度を大きく上げないため、元の体温に戻る速度が早く、眠気が早まる効果が期待できます。
また、汚れや汗を流した爽快感は、眠りに必要なリラックス作用がある副交感神経の働きを高める効果が期待できます。
寝る直前のシャワーのポイントは、少し熱めの温度でいつもより長く、足や背中をしっかり温めることです。
普段シャワーを浴びているときは身体を洗う意識が強く、サッと浴びて終わらせていることもありますよね。
しかしそれでは、深部体温が上がりきらない可能性があります。シャワーを浴びる際は、以下の3つを意識してみてください。
・温度設定は42℃前後
・15分くらい
・足や背中をしっかり温める
最後に
Sleep 360では血流をよくし、より良い睡眠につながるドライヘッドスパを提供しています。
シャワー浴を実践しても寝付きが悪い方や、そもそも睡眠時間が不足している方はぜひご来店ください。
ご予約はこちらから。
<参考資料>
一般財団法人日本気象協会 熱中症ゼロへ 熱中症について学ぼう:深部体温と熱中症
マンガでぐっすり!スタンフォード式 最高の睡眠 西野精治 人が眠くなる条件、「90分前入浴」で極上の睡眠を手に入れる
大正製薬 製品情報サイト 熱中症について学ぼう:深部体温と熱中症
NORITZ おふろのじかん シャワーが正解?忙しくて入浴する時間がない就寝直前のおふろタイム
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