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CBDって本当に安全?大麻の歴史とCBD研究について


こんにちは。

Sleep360スタッフです。


当店のヘッドスパサービスの際にも使用させていただいているCBDですが、

CBDは大麻から抽出されているものであり、不安を感じる方もいらっしゃると思います。


そこで今回は、大麻の歴史や、CBDについての最新の研究を紹介します。



大麻とCBDについて

大麻(カンナビス・サティバ)は、麻薬の一種として広く知られています。


大麻は、カンナビノイドと呼ばれる物質を含んでおり、カンナビノイドの一つであるTHCが気分の高揚などをもたらし規制の対象となっており、THC成分が20%を超える大麻はマリファナなどと呼ばれています。


一方、大麻に含まれる成分は品種や生育環境により変化し、THC成分が0.3%以下の品種はヘンプと呼ばれています。

大麻は麻薬としての歴史よりも、実は薬草として使われていた歴史が長く、大麻に含まれる成分の中にはCBDなど人に良い成分も見つかっており利用されています。


大麻の歴史

大麻の起源はチベット高原と考えられており、1〜2万年前から栽培が開始された農作物です。茎は繊維、葉根花は儀式、種子は食用として使用されておりました。


薬草としては、2700年前頃、中国最古の薬物書とされている『神農本草経』に効果が記載されました。

大麻は世界各地で薬草として使われ、うつ病、喘息、敗血症、赤痢、発熱の治療などに使われていた歴史があります。痛み軽減や食欲増進の効果などがあると考えられていました。


1850年代には大麻や大麻のティンクチャー*は米国薬局方に記載され、抗不安作用、鎮痛作用などの効果がある治療薬とされておりました。


しかし、大麻は品種や生育環境により含まれているカンナビノイドの量が異なるため、加工が難しく、効果を一定にすることが難しい状況でした。

そのような理由があり、アスピリンなど化学的に合成できる薬に置き換えられるようになっていきました。


その後、大麻には気分の高揚感、多幸感など麻薬としての効果があるため、1930年代にアメリカで大麻の規制が行われました。

そして、1941年に米国薬局方から大麻が削除されました。


現在は、大麻にCBDなど良い効果をもたらすものも確認されていることもあり、規制が緩和されてきております。


*ティンクチャー: 生薬やハーブの成分をアルコールと精製水に浸すことで作られる製剤。



CBDに関する最新研究


CBDは不安や睡眠に効果的!?

CBDでは不安や睡眠などに効果的であるという研究結果が出ております。


Esther M. Blessing氏らの研究では、CBDが全般性不安障害、パニック障害、社会不安障害、PTSDなどの治療法として有効であることが示されております。また、CBDは1日1500mgまでは接種しても安全と記載されております。

CBDは数十mgでも効果があり、1日1500mgも摂ることはあまり現実的ではなく、安全性が高いことがわかります。

しかし、長期的に摂取し続けた研究はされていないため、少量ずつ試していくことがオススメです。


また、Mateus M Bergamaschi氏らの研究では、CBDによりスピーチ前の緊張などから生じる不安感や不快感、認知能力の減少が改善されたことも示されております。

CBDの一般化がさらに進んだら、本番前の緊張を抑えるためにCBDを使うようになる可能性も考えられます。


Scott Shannon氏らの研究では、睡眠不足や不安を悩みとして持つ人にCBDを投与した結果、1ヶ月以内で79.2%の人の不安レベルが減少し、66.7%の人の睡眠スコアが改善したことを示しております。一方、少数ではありますが、悪化したと感じた被験者もいるそうです。


これらの研究の結果、CBDは不安感や睡眠不足を解決する方法の一つであると言えます。

続いて、CBDの安全性についての研究を紹介します。


CBDの安全性

Kerstin Iffland氏らの研究では、CBDの安全性と副作用について記載されております。

こちらの研究においても1日1500mgまでの安全は確認されております。また、CBDの主な副作用は眠気や食欲減退、下痢、体重の変化などと記載されております。


一方で、長期的なCBDの摂取に伴う臨床試験や、最適な摂取量についての研究は不足しているため、自分で使うときは少量ずつ試してみることをオススメします。


これらの研究から、CBDは臨床研究で不足しているところはありますが、不安や睡眠などに効果があり、安全性も研究により確認されていることがわかります。


それでは、なぜCBDの摂取により効果を得ることができるのでしょうか?


CBDの摂取により、なぜ不安感の解消や睡眠不足の改善効果などを得ることができるのか?

私たちには、ホメオスタシス(生体恒常性)という、外から受ける影響や内部の変化に関わらず体内の状態(体温、血糖、血液量など)や生理機能を一定に保つ機能があります。


そして、ホメオスタシスを維持するために働いている機能としてECS(エンドカンナビノイドシステム)があります。


ECSでは、痛み、炎症、食欲、消化、睡眠、免疫、ホルモンの調整、セロトニン、ドーパミン、気分調整神経伝達物質の放出も調整していることがわかっております。


このECSが正常に動くためには、カンナビノイドという物質が必要になります。


カンナビノイドは生体内でも生成されているが、

ヘンプなどの大麻草にも、CBD、CBNなどのカンナビノイドが含まれており、ホメオスタシスに必要なECSを助ける効果があると言われております。


最後に

大麻は、麻薬として広く認知されており、悪いものであるというイメージがあります。

しかし、大麻は昔から薬草として使用されていた歴史があり、大麻に含まれるCBDのように人にとって良いものも見つかっております。


大麻に含まれるCBDは、不安や睡眠不足などを解決する方法の1つとして挙げられます。

CBDの商品は一般の方でも購入できるため、興味がある人は調べてみてください。

CBD製品を選ぶ際のヒントについてこちらの記事にも記載しているため、興味がある方はご覧ください。


最後に、Sleep 360 では睡眠が良くなることを目的としたドライヘッドスパサービスを提供しております。

ご興味がある方は、こちらからご予約いただければ幸いです。


参考文献

Blessing, E. M., Steenkamp, M. M., Manzanares, J., & Marmar, C. R. (2015). Cannabidiol as a Potential Treatment for Anxiety Disorders. Neurotherapeutics : the journal of the American Society for Experimental NeuroTherapeutics, 12(4), 825–836.z


Shannon, S., Lewis, N., Lee, H., & Hughes, S. (2019). Cannabidiol in Anxiety and Sleep: A Large Case Series. The Permanente journal, 23, 18–041.


Iffland, K., & Grotenhermen, F. (2017). An Update on Safety and Side Effects of Cannabidiol: A Review of Clinical Data and Relevant Animal Studies. Cannabis and cannabinoid research, 2(1), 139–154.


Bergamaschi, M. M., Queiroz, R. H., Chagas, M. H., de Oliveira, D. C., De Martinis, B. S., Kapczinski, F., Quevedo, J., Roesler, R., Schröder, N., Nardi, A. E., Martín-Santos, R., Hallak, J. E., Zuardi, A. W., & Crippa, J. A. (2011). Cannabidiol reduces the anxiety induced by simulated public speaking in treatment-naïve social phobia patients. Neuropsychopharmacology : official publication of the American College of Neuropsychopharmacology, 36(6), 1219–1226.


長野県薬剤師会 「薬草を楽しむ」No.015 アサ


山本奈生.Marihuana Prohibition in 1930’s United States : Jazz, Moral Panic and Racism. https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/BS/0044/BS00440L028.pdf


脳科学辞典 エンドカンナビノイド


NPO標準医療情報センター 大麻の功罪


亀井淳三.(2016).内因性カンナビノイドの中枢および末梢神経系.https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/52/9/52_845/_pdf

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