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熱帯夜でもちょっとの工夫で快適に!温熱環境と睡眠の関係性とは?



こんにちは。Sleep 360スタッフです。



世間は梅雨真っ只中、ジメジメした日も多く気持ちよく過ごしにくい季節ですね。さらに今年は例年と一味違い、梅雨前から猛暑が続いて観測史上最も暑い夏なんてことも言われています。



私たちの住む日本には四季があり、この季節の移ろいが好きな方も多くいらっしゃるかと思いますが、この季節の気象や日照の変化は睡眠にも大きく関係してきます。



睡眠は住宅内、特に寝室での生活行動と位置づけられていますが、室内の温度・湿度は屋外気候の影響を受け、夏は高温多湿であり、冬は低温となります。



近年、都市のヒートアイランド現象や異常気象などの影響による気温の上昇が指摘されていますが、ヒートアイランド現象は日中よりも夜間に顕著になることはご存じでしたでしょうか?



夜間の気温が低下しにくくなることで、人々が受けるストレスは大きくなり、睡眠の質が低下することが懸念されます。



そこで、今回は気温の変化と睡眠の関係と、快適な環境についてお伝えします。



実感がある方はもちろん、実感の無い方でも実践によってお気づきになることもあるかもしれませんので、ぜひとも生活の中に取り入れていただければ幸いです。




睡眠や体温はスケジュールが決まっている!?



毎日を周期的に過ごす上で人体における重要な働きに、概日リズム(サーカディアンリズム)と呼ばれる生体リズムがあります。いわゆる体内時計のことです。



この概日リズムによって血管の広がりをコントロールして体温調節を行い、体温の低下時に睡眠が起こりやすく、体温の上昇に合わせて睡眠が終わるのが一般的なパターンとされています。



けれどもこの話を聞いて、「眠い時はむしろ手足がぽかぽかしてくるのでは?」と違和感を覚える方もいらっしゃるのではないでしょうか。



これは内臓等の深部体温を低下させるために、身体から放熱をしているために皮膚体温が上がっているからです。



したがって入眠には、いかに身体から放熱することができるかが鍵になりそうです。




気温と体温の関係



では、実際に気温が高いと体温の変化にどんな影響があるのでしょうか。



気温が高いと身体から放熱をして熱を外に逃がしにくくなります。そうすると深部体温が下がりにくくなり、思ったように入眠に至りません。



また睡眠中も、徐々に深部体温を上昇させていこうとする体温調節の働きに加えて、身体の外部からも体温が上がってしまい、予期せぬタイミングで睡眠が中断されてしまうことに繋がってしまいます。



このように気温は体温に影響し、睡眠の質を左右してしまうのです。




快適な環境は?



ではこれから来るであろう夏の夜に快適な室内環境はどんなものなのでしょうか。



就寝時の衣服によっても体温に変化があるため注意が必要ですが、一説には26℃の室温を保つと睡眠の質を高く維持できるとされています。



また、睡眠時間の前半のみに冷房が掛かるようにタイマーを掛けて眠ると、睡眠時間の後半で徐々に体温が上がっても睡眠の質が劣化しないとの研究もあり、すっきりとした目覚めを得られやすいようです。




まとめ



今回は気温の変化と睡眠の関係と快適な環境を、身体の仕組みと合わせて紹介しました。



人の身体の機能にも驚きですし、気温によって影響を受けているのですね。



年々高くなる気温は個人では対応しきれない状況ですが、夜間の健やかな睡眠の確保は個人で対応できる取り組みだと思います。



なかなか忙しくて睡眠時間を十分にとれないという方もいらっしゃると思いますが、だからこそ睡眠の質にこだわることで効率的な休息を取っていただければと思います。



当店ではドライヘッドスパとCBDを通して、より良い睡眠をとれるサポートをしておりますので、施術を受けながら良質な睡眠をとることも可能です。



睡眠でお悩みの方はぜひ一度ご予約いただき体感いただければと思います。



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参考資料

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