こんにちは。
Sleep 360スタッフです。
子育てをしていらっしゃる方もいると思いますが、赤ちゃんの睡眠は大人の睡眠とは大きく異なり、親が赤ちゃんの睡眠を理解して環境を整えることがとても大切です。
そこで、今回は赤ちゃんの睡眠について記事を書いていきます。
赤ちゃんの睡眠について
人は生まれる前から覚醒と睡眠を繰り返しています。
胎児期〜2歳頃までは、睡眠の呼び方も異なり、大人のレム睡眠を動睡眠、大人のノンレム睡眠を静睡眠といいます。
レム睡眠は、起きる前などの身体は休息しているけど、脳が活動している睡眠です。レム睡眠の間にみた夢は起きた後に覚えていることもあります。成人では睡眠の約20%がこのレム睡眠です。
ノンレム睡眠は、身体も脳も休息している睡眠です。
新生児の睡眠は、約50%がレム睡眠に対応する動睡眠です。
レム睡眠には、記憶した情報の整理や定着の働きなどがあります。
赤ちゃんはみるもの全てが新しいものであるため、大人よりも情報の整理に時間がかかっていると考えられております。
ノンレム睡眠にも時間がかかるため、赤ちゃんの睡眠時間は大人と比較するととても長いです。
赤ちゃんの睡眠時間について
新生児は、1日に何度も眠る多相性睡眠を取ります。生後1ヶ月以内の新生児の睡眠時間は16〜17時間で、生後4ヶ月になると15時間ほどになり、生後6ヶ月になると連続して眠れる時間が最長で6時間ほどになります。
睡眠もだんだん夜に集中し、睡眠時間も徐々に短くなっていきます。
また、厚生労働省による推奨睡眠時間は1〜2歳児は11〜14時間、3〜5歳児は10〜13時間となっております。
赤ちゃんが健康的に成長していくためには、睡眠不足にならず、十分な睡眠をとることがとても大切です。
そのため、親が赤ちゃんや子供が眠りやすい環境を整えてあげることもとても大切です。
次は、子供が睡眠中に心肺停止状態で発見される乳幼児突然死症候群という疾患について紹介します。
乳幼児突然死症候群について
乳幼児突然死症候群は、病気などがない元気だった赤ちゃんが、事故ではなく眠っている間に突然死してしまう病気です。
厚生労働省の資料によると平成9年以降減少傾向にあり、冬季に多いなどの理由があり、毎年11月は乳児突然死亡症候群対策強化月間になっています。
原因はまだわかっておりませんが、現在以下のことがわかっています。
ほとんどが6ヶ月以内の発症
男児にやや多い
早産児や低出生体重児に多い
冬季に多い
うつぶせ寝に多い
両親が喫煙者の乳児に多い
睡眠時の体の温めすぎに多いこと
最後に
赤ちゃんの睡眠は大人とは大きく異なり、睡眠時間や時間帯も異なります。
また、赤ちゃんが元気に成長していくために睡眠はとても大切なので、眠りやすい環境を親が整えてあげることが大切です。
最後に、当店Sleep 360 では良い睡眠を得ることを目的としたドライヘッドスパサービスを提供しています。
子育てをしていて睡眠不足になりがちな方など睡眠のお悩みがある方や、ご興味がある方は、こちらからご予約いただければ幸いです。
参考文献
『ビジネスに活かす「睡眠資格」スリーププランナー』 一般社団法人ブレインヘルスラボ、2023年
厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針の改訂について(案)
厚生労働省 11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です
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