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今年の秋の夜長は、寝姿勢を攻略して疲労回復する!





こんにちは、Sleep 360スタッフです。


早いもので2023年ももう10月、徐々に秋の香りがし始めて、グッと気温が下がり始めましたね。

そんな季節の変わり目は体調を崩してしまいがちな方が多くなる時期でもあり、

体調管理にはいつもより気をつけたいところです。



本日のスリープマガジンでは、「寝るときの姿勢って結局どこを向いているのがいいの?」という疑問を紐解いていきたいと思います。




寝姿勢とは?


「寝姿勢」とは、言葉の通り寝ているときの姿勢を指します。



この姿勢が悪いと、睡眠中の疲労回復や翌日の体調にも影響を及ぼします。

また私たちは起きている時間、自身の姿勢の癖や、PC操作で座りっぱなし、あるいは1日立ちっぱなしなどの生活習慣からも身体に負担をかけています。こうした負担をかけた状態が続くと、首や肩の凝りが続き歪みの原因にもなっていきます。


睡眠時間に正しい姿勢をとることができれば、この歪みを睡眠時間中にリセットできることが期待できます。



つまりこの寝姿勢を攻略すれば、より質の高い睡眠時間を過ごすことができ、自身の身体の歪みも軽減し、翌日のパフォーマンスを向上することにつながるのではないでしょうか。




理想的な寝姿勢とは?


人のからだは、真っ直ぐに立った時に背骨がゆるくS字型のカーブを描いています。

これは直立姿勢を取った時の理想の姿勢です。


理想的な寝姿勢は、直立姿勢と同じ状態が理想と言われており、仰向けになった時に背骨がS字型カーブを描いたこの姿勢が自然に保たれている状態です。

この状態だと、身体の圧力が均等に分散され、血液が身体の隅々まで循環されやすくなり、全身のリラックス、筋肉緊張の緩和につながります。


横向きの場合も同様で、背骨の向きがポイントになります。




横向きの場合は背骨と床が平行になっている状態が理想。背骨と床が平行になっていると頭が枕によって適切な高さで支えられ、首や肩にかかる負担を抑えることができます。


お悩み別おすすめ寝姿勢


①リラックスには仰向け

仰向けに寝ると、前述のように身体の圧力が分散され、全身に血液が巡りやすくなります。

血液の循環が良くなると、筋肉の緊張がほぐれていきます。肩こりがある方にはこの姿勢がおすすめです。

また手足が動かしやすいため寝返りを打つにもいい姿勢です。




ちなみにみなさん、寝返りは打っていますか?


人は寝ている間に20−30回ほど寝返りを打ちます。寝返りを打たないと、血液の循環が滞り、逆に身体の緊張が保たれていることになるので、実はリラックスして寝られていない可能性があります。


寝相はいいはずなのに、いまいち疲れが取れていないなと思い当たる方は、寝返りを打てるような姿勢・環境で寝てみるのも一つです。(寝返りを打ちやすくするには弾力性のあるマットレスが◎です。)


<仰向けがおすすめの人>

・リラックスしたい

・身体への負担を減らしたい(姿勢に悩みがある)

・肩こりがある



②腰痛やいびきでお悩みの方は横向きで

仰向けはリラックスや緊張緩和にはいいものの、仰向けに寝ることで姿勢によっては尾てい骨に負担がかかり、腰痛がある方には辛い姿勢となる場合があります。

また寝ている最中に、舌が落ちるためいびきの原因になることも。



そんなお悩みをかかえる方には、横向きで寝ることをおすすめします。


横向きで寝ると、舌が落ち込むことによる気道の妨げが起きにくくなります。そのためいびきをかきにくく、呼吸がしやすくなるのが特徴です。


また腰の角度を調整しやすくなる為、腰に負担がかかりにくいです。


さらに、左を下にして寝ると消化器系の臓器や胃などの負担を軽減し消化作用が促進されると言われています。胃の形の関係で左側を下にすると、胸焼けの原因となる胃酸の逆流を抑えることも期待できます。


<横向きがおすすめの人>

・いびきをかきやすい

・腰痛の悩みがある

・食べすぎた/胸焼けがしやすい



③うつ伏せは精神的に落ち着く姿勢

うつ伏せは、背骨や首が捻れてしまうため、身体の歪み改善や血流循環の点からはおすすめできませんが、身体の前面を下にすることでお腹が温められ、安心感をえられるという人もいます。


また仰向け同様、舌が落ち込むことがないためいびきの対策にもおすすめです。


一方で、やはり首を曲げて顔を枕に押し付ける形になるため、寝起き時の首の痛みやこり、輪郭や歯並びの歪み、顎関節症(がくかんせつしょう)のリスクが高まります。また、胸部を圧迫してリンパの流れを妨げる可能性があるため、むくみにつながることもあります。


<うつ伏せがおすすめの人>

・いびきをかきやすい

・安心感を得たい

ただしうつ伏せはデメリットが多い寝姿勢のため、入眠時などの短時間のみの場合は良いですが、長時間の寝姿勢としてはオススメできませんのでご注意ください。




・理想的な寝姿勢をキープするために


入眠時には、理想的な形で睡眠に入ったとしても寝ている間に崩れてしまう、ということが心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。


睡眠中の身体をサポートするのが、マットレスや枕の働きになります。

マットレスは、寝返りを打ちやすい弾力を感じるもの、枕は頭を適切な位置で支え身体の負担を軽くできるものを選びましょう。



枕に選び方に関してはスリープマガジン バックナンバーで取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。


■睡眠の質をあげたい人必見!枕の種類と選び方



■まとめ


寝姿勢は、日々の姿勢の癖や生活習慣から個人差があり万人に理想的なものはこれ!とは明言しづらいですが、以下のように目的別でおすすめできます。


<仰向けがおすすめの人>

・リラックスしたい

・身体への負担を減らしたい(姿勢に悩みがある)

・肩こりがある


<横向きがおすすめの人>

・いびきをかきやすい

・腰痛の悩みがある

・食べすぎた/胸焼けがしやすい

<うつ伏せがおすすめの人>

・いびきをかきやすい

・安心感を得たい

※ただし長時間は禁物


せっかく休むのならより睡眠の質をあげ疲労回復ができ、翌日のパフォーマンスを向上できる寝方で工夫したいですね。



またどうしても、寝姿勢だけでは身体がほぐれた気がしない方には、ドライヘッドスパで指圧し、血液の循環・リラックスを得ることもおすすめです。


当サロン最長の120分コースではヘッドを謳いつつも、首肩に加えて肘から下、そして足のもみほぐしまで行う全身ケアができるコースになっていますので、スペシャルケアとしてご活用ください。

Sleep 360予約サイト


参考サイト>


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