
こんにちは、Sleep 360スタッフです。
最近はめっきり寒くなってきましたね。
いよいよ冬到来といった時期になってきました。
気温が低くなると、なかなかベッドから出れなくなると思いますが、みなさんはそんなベッドにこだわっていますか?
ベッドは一度買うとなかなか買い替えないですし、買い換える時もいいお値段なのでどんなベッドを買うか迷いますよね。
しかし、毎日使うものであり、睡眠の質にも大きく関わってくるベッドにこだわらないのはもったいない!
というわけで、今回は自分にとって最高のベッドを選ぶために以下のポイントで書いていきたいと思います。
ベッドの種類はどんなものがあるの?
種類によるメリット・デメリット
種類別の代表的なメーカー
ベッドの種類はどんなものがあるの?

まずはマットレスですが、硬い柔らかいということは気にしても、どんな素材でできていてどう違うのか、ということはあまり気にしたことはないかと思います。
そこでどんな種類があるのかを知っていきたいと思います。
インナースプリングマットレス
バネ(スプリング)が中心となっているタイプで、コイルやバネが内部に配置されています。異なるコイル配置やゲージ(太さ)のバリエーションがあります。
メモリーフォームマットレス
ボディラインにフィットし、圧力を分散する特性を持つ高密度の発泡ポリウレタンです。体の形に沿ってしっかりと支えてくれます。
ラテックスマットレス
天然もしくは合成のラテックスを使用し、通気性が高く快適なサポートを提供します。しなやかで弾力性があります。
ハイブリッドマットレス
複数の素材を組み合わせたマットレスで、例えばラテックスとコイルを組み合わせたり、メモリーフォームとポケットコイルを組み合わせたりします。
ファイバーマットレス
さまざまな種類の繊維や素材を組み合わせて作られたマットレスです。
種類によるメリット・デメリット

マットレスの種類を調べてみると意外とたくさんありました。
コイルやポリウレタンはイメージがありましたが、ラテックスなんかもあるのは驚きでした。また、ウォーターベッドなどもありましたが、あまり一般的ではないので今回は除外しました。
続いてはそれぞれのメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
インナースプリングマットレス
<メリット>
適度な弾力性があり体をしっかりとサポートするため、様々な体型や寝姿勢に適しています。
通気性が良く、湿気を逃がす助けになるため、快適な睡眠環境を維持できます。
一般に耐久性が高く、長寿命であると言われています。
他の一般的なマットレスに比べ価格帯の幅が広く、手頃な価格で入手が可能です。
<デメリット>
振動が伝わりやすくパートナーの寝返りや動きがマットレス上で伝わることがあります。
他のマットレスタイプに比べて圧力分散が劣ることがあり、体の特定の部位に圧力がかかりやすいことがあります。
寝返りを打つ際にバネの反発により動きづらく感じられることがあります。
メモリーフォームマットレス
<メリット>
体の曲線にフィットするため、体に適したサポートを提供します。
重みを均等に分散し、特に関節や圧力ポイントにかかる圧力を軽減します。
動きを吸収しやすく、一方の寝ている人が動いても、もう一方の寝ている人に与える影響が少ないのが特徴です。
耐久性があり、長期間にわたって高い品質を維持できます。
<デメリット>
保温性が高いため一部の人にとっては寝ている間に暑いと感じることがあります。
購入直後に特有の臭いが発生することがあります。
高品質なものは他のタイプのマットレスよりも高価なことがあります。
ラテックスマットレス
<メリット>
天然素材を使用しており、柔らかく快適な寝心地を得られます。また自然にも優しい素材です。
体にフィットして適切なサポートを提供し、同時に体圧を均等に分散します。これにより、寝返りがしやすくなります。
一般に耐久性があり、長期間にわたって形状を維持し、効果的なサポートを提供します。
抗菌性や抗アレルギー性があるため、アレルギー症状の軽減や寝具の清潔を保つのに役立ちます。
<デメリット>
高品質な天然ラテックスや高機能な合成ラテックスを使用したマットレスは他のタイプのマットレスよりも高価です。
通常、他の種類のマットレスよりも重い傾向があります。
硬さの選択範囲が制限されている傾向にあります。
ハイブリッドマットレス
<メリット>
異なる素材を組み合わせているため、快適性とサポートのバランスがとれています。
圧力分散性の高い素材を使用しているため、体重を均等に分散して、特定の部位にかかる圧力を軽減します。
通気性の高い素材を組み合わせている場合、マットレス内部の空気の循環が促進され、快適な寝具環境を維持します。
選択できる硬さのオプションが複数あることが多く、個々の好みや体型に合わせて選ぶことができます。
<デメリット>
素材を組み合わせているため、他のタイプのマットレスに比べて価格が高いことがあります。
通常、他のタイプのマットレスよりも重い傾向があり、移動や搬送の際に注意が必要です。
ファイバーマットレス
<メリット>
一般に他の種類のマットレスに比べて手頃な価格で入手できます。
一般的に軽量で、取り扱いや運搬が比較的容易です。
通気性があり、空気の循環が良好で湿気を逃がしやすい特徴があります。
軽量で柔軟な素材を使用しているため、折りたたんで収納することができます。
アレルギー対応の素材を使用しており、ダニやアレルゲンの蓄積を防ぎます。
<デメリット>
他のタイプのマットレスに比べて耐久性が限られることがあり、長期間の使用には適していない場合があります。
他の種類のマットレスに比べて体のサポートが不足しやすい傾向があります。特に体圧の分散が必要な人には適していないことがあります。
折りたたんだり圧縮したりすると元の形状を保ちにくいことがあります。
情報量がかなりのボリュームになってしまいましたが、いくつかのポイントで以下にまとめてみました。

製品によっては必ずしも当てはまらない場合もありますが、ご自身がどういったところを重視したいか、上記を参考にしてベッド選びをしていただければと思います。
種類別の代表的なメーカー

では、各種類で実際にどういったメーカーがベッドを作っているのかを紹介したいと思います。
全ては網羅できていませんが、有名なメーカーをピックアップしてみました。
インナースプリングマットレス
⚫️無印良品
家具というと無印を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
こちらは比較的リーズナブルな製品です。
⚫️ニトリ
こちらも最近都心にもお店ができており、比較的身近な家具屋さんではないでしょうか?
こちらも比較的リーズナブルな製品が多いです。
⚫️NELL
普通のマットレスのコイル数の倍近くのコイル数を使用しており体圧分散を中心に考えて作られているのが特徴です。
購入後120日間返品可能なので、試してみることができるのも嬉しいサービスです。
⚫️シモンズ
コイルを1つずつ特殊な不織布で包んだポケットコイル構造という方法により、体圧分散性を高めているのが特徴です。
比較的高価な製品が多いです。
メモリーフォームマットレス
⚫️西川
大谷翔平さんが使用しているということで話題になったマットレスです。
点で支えることにより体圧分散性を高めているのが特徴です。
⚫️コアラマットレス
隣にワイングラスを置いて跳ねてもワイングラスが倒れない、というCMを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
動きの吸収性が非常に高いマットレスです。
ラテックスマットレス
⚫️LATEXIA
ラテックス100%というマットレスはあまり見つけることができなかった中で、ここのメーカーはラテックス100%を扱っています。
ピンホール(穴加工)の間隔と大きさを変え密度に変化をつけて、身体の各部位に適した弾力と反発力を作り体圧分散性を高めています。
ハイブリッドマットレス
⚫️エマ・スリープ
インナースプリングとメモリーフォームのハイブリッドのマットレスを扱っています。
こちらは100日間お試しが可能です。
ファイバーマットレス
⚫️Air weave
こちらは浅田真央さんがCMをしていたので覚えがある方もいるのではないでしょうか?
マットレスが3つに分かれておりそれぞれ硬さが異なり、自分の好みに合わせて入れ替えることができるのが特徴です。
比較的高価な製品が多いです。
⚫️BRAIN SLEEP
フロートテクノロジーにより宇宙空間で寝ている姿勢を再現するマットレスです。
足元が4cm高くなっており、血液循環を良くする構造になっているのが特徴です。
まとめ

今回、ベッドの種類と選び方について書いてきましたが、ベッドには多くの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあることをご理解いただけたかと思います。
どのベッドが良い、ということは一概に言えず、自身が何を求めるかによって選ぶベッドは変わってくると思います。
個人的には体圧分散が優れているマットレスが欲しいので、NELLか西川のマットレスが気になっています。
この記事を参考にそれぞれの特徴を理解した上で、自分に一番合うベッドを見つけて、最高の睡眠を手に入れていただけたらとても嬉しく思います。
ちなみに、以前枕の選び方についても記事を書いておりますので、こちらも合わせてお読みいただきあなたにとっての最高の寝具を見つけていただければ幸いです。
また、もしも睡眠でお悩みの場合、当店でもドライヘッドスパでより良い睡眠をサポートし、睡眠相談にものっておりますので、ぜひ一度施術を受けていただければと思います。
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