こんにちは。
Sleep 360スタッフです。
日本人は睡眠時間が短いことで知られていますが、子供の睡眠時間も短いことは知っていますか?
日本は子供の睡眠時間が世界一短い国であることがわかっています。
下記に子供の合計睡眠時間を国別に比較したグラフが添付されています。興味がある方はぜひご覧ください。
日本の子供の睡眠時間が短いということですが、子供はどれくらいの睡眠時間が必要なのでしょうか?
子供はどれくらいの睡眠時間が必要なのか?
厚生労働省の資料によると、
1〜2歳児は11〜14時間、3〜5歳児は10〜13時間、小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間の睡眠時間を推奨されています。
しかし、実際には十分な睡眠時間を取れていない子供も多いです。
子供が睡眠を十分に取れていない場合、どのような悪影響があるのでしょうか?
子供の睡眠不足による悪影響
・病気にかかりやすくなる
これは大人も同様ですが、睡眠時間が短い人は睡眠を十分に取っている人に比べて、風邪の発症率が高くなります。
また、子供を対象とした研究ではありませんが、睡眠時間が少ない場合には、ワクチンによる免疫獲得が十分にできず、予防接種の効果が十分に発揮されないという報告もされています。
・成長の遅れを引き起こす
睡眠不足により、ホルモンの分泌が阻害されて成長の遅れを引き起こしやすくなります。
身体の成長に関わっている成長ホルモンは睡眠中に分泌されるホルモンであるため、睡眠不足が成長の遅れと関わっていると考えられます。
・運動能力が低下する
文部科学省の調査では、睡眠時間が短いほど体力合計点が低くなる結果となりました。
2017年度、6歳男子の体力テスト結果では、睡眠時間が8時間以上の子供の体力テストの平均値が6時間未満の子供の平均値を全ての種目で上回ってます。
・学力が低下する
睡眠時間が長く、かつ就寝時間が早いほど、学力が向上するという調査があります。
睡眠には、記憶の整理や定着をさせる働きがあるためだと考えられます。
・肥満になりやすくなる
睡眠時間が短くなると食欲を抑える働きを持つホルモンが減り、食欲を亢進させるホルモンの分泌が増加するため太りやすくなります。
親の睡眠が子供にも影響!?
子供の健やかな成長には早めの就寝が大切ですが、親の睡眠が子供の睡眠にも影響しています。
ブレインスリープ社の調査によると、親の睡眠不足が続いている場合は、子供も同様に睡眠不足が続いている割合が高いことがわかっています。
子供は親の生活リズムの影響を受けてしまうため、親が一定のリズムで生活できているかも子供の睡眠に重要なことです。
お子さんがいる方はご自身の睡眠時間について一度振り返ってみると良いかもしれません。
当店Sleep 360 では良い睡眠を得ることを目的としたドライヘッドスパサービスを提供しています。
もし睡眠不足でお悩みの方や、ご興味がある方は、こちらからご予約いただければ幸いです。
参考文献
・『ビジネスに活かす「睡眠資格」スリーププランナー』 一般社団法人ブレインヘルスラボ、2023年
・厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針の改訂について(案)
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